タイ商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)の発表によると、2026年2月のタイ輸出額は、前年同月比9.9%増の294億3970万ドルで、20カ月連続で上昇した。石油・金・防衛関連品を除いた輸出額は同11%増。電子機器・電気製品の輸出が原動力となった。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、高付加価値農産物・食品のドリアンやランブータン、リュウガン、パイナップル、ペットフード、加工鶏肉なども、力強い成長を示した。
輸入額は同31.8%増の322億7330万ドル。貿易収支は28億3360万ドルの赤字。
1~2月の輸出額は、前年同期比17%増の610億1270万ドル。石油・金・防衛関連品を除いた輸出額は同15.8%増。
2月の輸出額の増加は、工業製品の輸出が13.3%増加したことが主要因。主にコンピューター・機器・部品、自動車・機器・部品、携帯電話・機器、機械、変圧器、テレビなどが増加した。1~2月の工業製品輸出は前年同期比21.3%増。
一方、宝石・宝飾品(金除く)は30%減少。プラスチックペレット、化粧品、石けん、スキンケア製品なども大幅に減少した。
農産物・農産加工品は5.7%減少。増加した主要製品は、ペットフード、果物、加工鶏肉、野菜、動物性油脂。減少した製品は、ゴム、小麦・加工食品、キャッサバ、砂糖など。
主要市場への輸出額は16.6%増加。アメリカ40.5%増、中国0.4%増、日本9.7%増、ヨーロッパ20.6%増、ASEAN17.8%増、CLMV11.4%減。
二次市場は3.3%拡大。オーストラリア8.6%増、中東19.4%増、ラテンアメリカ25.6%増、アフリカ20.4%増、イギリス27.2%増。ロシア・CIS諸国30.1%減、南アジア26.1%減、その他60.6%減。
通年の輸出額は、最良シナリオの場合1%増加し、月額282億3500ドルに達する見込み。中間シナリオでは、1%減の月額275億2200万ドル。最悪の場合、3%減の月額268億ドル。
商務省は、中東情勢を注視し、4月に年間輸出予測を再度修正する予定。