八千代エンジニヤリング(東京都台東区)とAtomis社(兵庫県神戸市)は11日、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)傘下の国家エネルギー技術センター(ENTEC)と、エネルギー技術に向けた先端材料活用に関する協力覚書を締結したと発表した。
八千代エンジニヤリングによると、覚書締結により、Atomis社が開発する次世代高圧ガス容器CubiTan®の特性を最大限に活用した「スマートガスネットワーク構想」を展開。パイプラインの敷設に依存しない、スマートな配送・課金・管理サービスの実現を目指す。
同社によると、タイでは都市ガス網の整備が進んでおらず、多くの家庭が液化石油ガス(LPG)に依存。エネルギー価格が高騰する中、エネルギー構造の転換が急務になっている。
同社によると、締結日は4月23日。在タイ王国日本国大使館の大鷹正人大使が立ち合い、ENTECエグゼクティブディレクターの Dr. Sumittra Charojrochkulと、Atomis社代表取締役CEO 浅利大介氏、八千代エンジニヤリング取締役執行役員事業開発本部長の山中健二郎氏が調印した。
同社は、「覚書を契機に、次世代型エネルギー供給の研究開発やイノベーション、社会実装を促進し、エネルギー構造の転換を力強く牽引する」としている。