タイ内閣は4日、観光スポーツ省が2027年~2031年の5年間にわたり、ロードレース世界選手権「MotoGP」を開催する予算約40億バーツを承認した。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、首相官邸のアイヤリン・ファンリス副報道官は、内閣が観光スポーツ省の提案を承認したと明らかにした。タイは2027年~2031年のMotoGPを主催し、開催費用39億9786万バーツを承認した。
アイヤリン副報道官は、MotoGPが世界で最も任期のあるモータースポーツの1つで、207カ国で推定8億人の観客を魅了していると指摘。タイは2018年~2025年までMotoGPの開催国で、観光や関連事業を通じた経済効果は249億2700万バーツに上ると話し、タイが世界クラスのスポーツ競技会の開催能力があることを実証してきたと成果を述べた。
MotoGPは、東北部ブリーラム県の国際サーキットで開催している。