バンコク・スカイトレインBTSは、バンコク都(BMA)がグリーンライン延伸に伴う負債360億バーツを完済したと明らかにした。
 マティチョンなどの報道によると、BTSを運営するバンコク大量輸送システムは先月30日、バンコク都内のホテルでグリーンラインの負債に関する記者会見を開き、バンコク都から364億4400万バーツを受け取ったと明らかにした。元本314億8200万バーツと、利息49億6200万バーツの全額が返済された。
 同社のキリー会長は、過去4年間、バンコク主要路線のグリーンラインの維持に努めたと述べた。今後は毎月20日にバンコク都がBTSに運行料金を支払うことになるが、滞納しないことを期待すると述べた。
 キリー会長は、政府が2029年の契約終了までに事業兼を買い戻す政策を実施する場合、民間部門の投資コストを考慮する必要があると指摘。当初約500億バーツの見込みの総投資額は、再評価でさらに減少する可能性がある。
 またBTSは、政府の1日40バーツ運賃政策に協力する用意があると表明。乗客数が50~60%増加するとしている。