タイ財務省は、政府の景気刺激策「共同支払い制度(コンラクルン)プラス」第1弾の登録初日に、2000万人の枠が全て埋まったと明らかにした。第2弾の登録開始は来年1月の予定。
クルンテープ・トゥラキットなどの報道によると、20日午前6時の登録開始後、30分で約500万人が登録。その後、2時間で1300万人以上が登録し、午後4時までに2000万の全枠が埋まった。
エクニティ・ニティタンプラパス副首相兼財務大臣は、登録のためにパオタンアプリへ多くのアクセスがあったが、円滑に動作したと報告。登録者は、10月29日から12月31日まで、同制度を利用できる。最初の利用を11月11日までに済ませる必要があり、期間内に利用が無かった場合、他の登録者に権利が移行するという。
また、現時点で同制度には約30万店舗が参加。引き続き12月19日まで受け付ける。
同制度の総予算は440億バーツ。16歳以上の2000万人が対象で、政府が国民の1日当たりの購入金額の半分を一定金額まで補助する。