タイ貢献党副党首のプームタム・ウェーチャヤチャイ暫定首相は18日午前10時、バンコクの党本部で記者の質問に答え、タクシン・シナワット元首相の長女ピントーンター・シナワット氏の夫であるナッタポン・クナコーンウォン氏を首相候補に擁立する噂について、アプローチする可能性を示唆した。
カオソッドの報道によると、プームタム氏は、ナッタポン氏の擁立を求める国民の声にについて、「ナッタポン氏は賢くハンサムだ」と答え、ナッタポン氏が自身で決断することだが、国民の支持が非常に強い場合、同氏の母親や配偶者と交渉する可能性があると話した。
一方、ナッタポン氏は同日、ピントーンター氏と共にクローンプレーム刑務所のタクシン氏を訪問。記者団に政界入りの可能性について問われ、「まだ考えていない」と憶測を否定。政治への興味を問われると、「考えたことがない」と答えた。
ナッタポン氏は、SCアセットコーポレーションの最高経営責任者で、シナワット家の複数の不動産を管理している。
ピントーンター氏の擁立については、「すでにビジネスで非常に成功している」と述べた。タクシン氏の元妻ポッチャマーン・ダーマーポン氏が党本部へ激励に訪れた件については、同氏が強い意志を持つ人物で、家族への影響力が大きいと話した。
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