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タイ通【 社会 】
投稿日時: 2025-11-27 15:54 2025-11-27 13:54

タグ: [ 洪水 ] [ タイ深南部 ] [ 事件事故 ] [ ソンクラー ]

ハートヤイで食料運搬の救助隊に発砲20発

 26日、タイ深南部ソンクラー県ハートヤイ郡で洪水被災者の救助活動をしているチェンマイの救助隊が、銃撃される事件が発生した。20発以上の銃弾を受け、直ちに活動を中止した。

 カオソッドの報道によると、深刻な洪水に見舞われているハートヤイ市街では、多くの人が救助活動に従事。だが一部地域には救助隊が到着せず、多くの被災者が数日間、何も食べずに留まっている。

 北部チェンマイ県のサン・カンペーン救助隊は、同日午後8時30分、住民らがボートに向けて20発以上の銃弾を発砲し、任務を中止したとフェイスブックに投稿。水位が低下し、車高の高い車両の進入が可能になったが、一部地域ではボートが必要だと説明。薬とミルクが不足し、食料も届いていない現状を報告した。

 隊員は、「できる限りの支援を試みているが、救助隊の安全が脅かされている。住民が食料を運ぶボートに発砲したため、今日の活動を中止する。住民にお詫びする。私たちは最善を尽くした」と話した。

 バンコク・ポストによると、救助隊は発砲現場付近にドローンを派遣。発砲を止めるようメッセージを放送したが、夜にはさらに発砲があったという。

 インターネット上には現場の様子を撮影した動画が拡散。「自分たちだけで生きていける。来る必要は無い」と叫ぶ男女の声が聞こえるという。

 また、東北部ナコンラーチャシーマー県の救助隊は、ハートヤイ空港近くのクアンラン地区で、住民に「配る食料が無く、病気の被災者を救助へ行くところだ」と伝えると、発砲されたと話した。幸い銃弾は当たらなかったが、タイの仲間を助けるために東北から1700キロメートルも旅をしてきたのに、非常に落胆していると語った。




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