タイ民間航空局(CAAT)は、カンボジア国境地帯での無人航空機(ドローン)禁止措置を9月30日まで延長すると発表した。
タイ政府広報局などの発表によると、国境地帯5県とその他の安全保障区域で、ドローンの運用禁止を延長すると発表。以前の運用禁止措置が15日に期限を迎えたため、延長した。
対象地域は、サケーオ、ブリーラム、シーサケート、スリン、ウボンラーチャターニーの5県。また、チョンブリー、ラヨーン、ナコーンサワン、ラーチャブリー各県の主要セキュリティー区域と、コック・クラティアン空港(ロッブリー)、プラチュアップ空港を含む周囲9キロメートルなど、治安当局が個別に指定する区域。
飛行許可時間は午前6時から午後6時まで。許可が無い場合、最大高度は90メートル。この時間帯以外の飛行には、CAATの特別許可が必要。午前0時1分から午前4時の飛行は、いかなる場合でも飛行禁止。
ドローン操作者は、ドローンとパイロットライセンスの両方をCAATに登録する必要がある。ドローン飛行の詳細エリアと日時、目的を、最低3日前に、UASポータルを通じてドローンセンターや警察局に報告する必要がある。