食品のグローバル展開を支援するFood-X(東京都)は、タイ複合企業CPグループの大手食品卸売サイアム・フード・サービス社(Siam Food Services Limited:SFS)と戦略的パートナーシップを提携したと発表した。
同社によると、今回の提携は、同社のグローバルアクセス支援事業「八味(YATSUMI)」の第1弾。同事業は、日本の優れた食材・食品を多様な海外市場へ繋ぐため、食材の供給支援や、食品IP(知的財産)の海外での製造販売権の開拓、飲食サービスのフランチャイジー開発などに取り組む。事業名は、日本の食文化の八つの味覚「甘味、塩味、酸味、苦味、旨味、辛味、渋味、淡味」に由来している。
SFS社は、タイ最大の複合企業CPグループで小売・流通を手掛けるCPアクストラの傘下企業。同社は、高品質な輸入食材の取り扱いに特化したSFSとの連携により、日本のサプライヤーにとって最適かつ強力な展開ルートを提供する。
取り組みの第1弾として、タイ現地の需要を汲み取った「北海道レアチーズケーキ」のオリジナル商品を開発。今後、日本の食品製造業・中小企業の海外進出を、商品開発とマーケティングの両面から支援する。
同社によると、「現地の嗜好への適合」「継続的な取引」「複雑な輸出実務」が海外販路開拓の障壁となっており、「八味(YATSUMI)」事業では、「現地バイヤーと日本の生産者を直接つなぎ、マーケットに最適化(ローカライズ)した商品を共創する」ことで、一過性ではない持続可能な海外ビジネスを実現するとしている。