タイ政府は3日、今週最も拡散されたフェイクニューストップ10を公表した。多くはタイ・カンボジア国境紛争に関するもので、政府は国民に対し、信頼できる情報源に頼るよう呼び掛けている。
現地報道によると、サシカーン政府副報道官は、タイ軍がカンボジア軍に対して残虐行為を犯したという虚偽の非難をする投降がソーシャルメディアで拡散していると言及。同報道官は、「事実無根だ。両国民の憎悪を煽り、緊張を悪化させる目的で意図的に拡散されている」とタイ軍の関与を否定。タイ軍の作戦は、人道の原則、国際法、軍の行動規範を厳格に遵守して実行されていると説明した。
デジタル経済社会省は、過去1週間で最も多く共有されたフェイクニューストップ10を発表。全てタイ・カンボジア国境紛争に関するもので、偽情報だと判明した。
1位:タイ兵士がカンボジア兵士の首を切った
2位:タイ兵士140人が戦死
3位:タイ兵士40人戦死、30人捕虜
4位:ノルウェーがタイへF16戦闘機を寄贈
5位:スリン県知事が戦争災害地域を宣言
6位:タイ軍がプラウィハーン寺院を奪還
7位:タイ軍がカンボジアに対し化学兵器を使用
8位:タイ軍の戦闘機がカンボジアの民間区域に有毒化学兵器を投下
9位:第2軍管区が最前線支援のために資金調達
10位:国防省、カンボジア人患者への医療支援の停止を命令