トヨタ・モーター・タイランドの5月28日発表によると、4月の国内自動車販売台数は4万7193台で、前年同月比0.97%増加した。上昇は23カ月ぶり。前月比では15.4%減少した。
同社によると、乗用車は同3.6%増の1万7917台、商用車は同0.6%減の2万9276台、1トンピックアップは同21.4%減の1万3896台。
電動車(xEV)の販売台数は同43.9%増の2万1897台で、市場全体の46.4%を占めた。ハイブリッド自動車(HEV)は同13.4%減の8892台。バッテリー式電気自動車(BEV)は同163.4%増の1万1280台。
同社のスパーコン・ラッタナワラハ副社長は、バンコク国際モーターショーで受注した車両の納車や、中小企業信用保証公社による割賦購入ローン保証事業により、5月の自動車市場は改善傾向にあると述べた。
クルンテープ・トゥラキットなどの報道によると、4月の自動車販売の上昇は、EV車の販売増加が要因。1~4月の総販売台数は、前年同期比4.8%減の20万0386台。
自動車輸出は前年同月比6.31%減の6万5730台。前月比では18.8%減。一方、EV車の輸出を初めて開始し、初月の記録は660台となった。