タイ工業連盟(FTI)の発表によると、3月の自動車生産台数は前年同月比6.1%減の12万9909台。減少幅は前月比で縮小したが、20カ月連続でマイナスとなった。
クルンテープ・トゥラキットなどの報道によると、輸出向け生産は前年同月比9.4%減の8万3217台。国内向け生産は同0.4%増の4万6692台。
第1四半期の生産台数は35万2499台で、前年同期比14.8%減少。輸出向けは同13.5%減の23万6796台。国内向けは同17.6%減の11万5703台。
FTI自動車産業部会のスラポン会長は、今年の総生産目標の150万台を達成できない可能性があると述べた。だが、バンコクモーターショーの後押しもあり、自動車販売の減少幅は前年同月比0.54%に留まった。スラポン会長は「1%未満の減少で非常に良い数字だ。非常に満足している」と語った。