タイのサトウキビ・砂糖委員会(OCSB)の18日発表によると、2024/2025年度の生産シーズン(2024年12月6日から2025年4月7日)に、全国の製糖工場58件で使用したサトウキビは9204万トンで、そのうち生サトウキビは7836万トン(85.1%)、焼却サトウキビは1368万トン(14.9%)だった。
マティチョンの報道によると、平均砂糖生産量は、サトウキビ1トン当たり約108.73キログラム。平均可製糖率(原料茎から回収可能な砂糖の割合)は12.61CCS(Commercial Cane Sugar)。サトウキビの収穫量は前年比12%増。
今シーズンは、サトウキビ栽培面積が増加。雨量も多く、収穫量が増加した。大気汚染物質PM2.5の原因として問題となっている焼却サトウキビ量も減少し、OCSBは、「対策の効果が出た」としている。