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　日本の４人組ロックバンドのクレナズムとタイのシンガーソングライター”QLER（キューラー）”のコラボ第２弾となるデジタル・シングル「Goodbye Goodnight」が、10月23日に配信を開始した。
　配信元のThe Orchard Japanによると、「Goodbye Goodnight」は秋の夜長に合う一曲。愛しい人との別れを惜しみ、一緒の時間が永遠に続けばいいのにという想いを、美しくも切ないピアノのアルペジオとストリングスバックに切なく歌い上げる。クレナズムのボーカル・萌映が歌うAメロとキューラーが歌うBメロの歌詞の掛け合いと歌メロの違いが、コラボレーションならではの聴きどころだ。

　磯部鉄平監督によるミュージックビデオ（MV）を10月28日 21時からYouTubeでプレミア公開。それに先駆け、23日にはMVのティザー映像を公開した。

　クレナズムとキューラーはお互いのカバーソングリリースを経て、本格的なコラボレーション曲をオンライン上でやり取りしながら制作。10月4日にキューラー・クレナズム名義で「old school」をタイからリリースしていた。

　クレナズムは「キューラーはサブスクリプションで初めて聴いた瞬間に好きになったアーティストで、そんなキューラーとカバーを出すことができ、今回はコラボまで実現した事は夢みたいに嬉しかったです。 ボーカル萌映の繊細な歌声とキューラーの甘い歌声がマッチするよう、儚くて切なさもある綺麗な曲をつくりあげました。ラストサビで二人が一緒に歌ってくれている所がアーティストとしてキューラーの1ファンとしても最高なので是非たくさん聴いてほしいです」とコメント。

　キューラーは「このオリジナル曲のプロジェクトで、クレナズムのみんなと一緒に仕事ができることにとても興奮しているよ。私たちのカバープロジェクトはうまくいったし、私たちのコラボレーションの方法には本当に感謝しています。違う国のアーティストが一緒に仕事をするのは本当にクールなことだと思う。最もエキサイティングなことは、私たちはジャンルが全く違うけれど、お互いにとてもよく調和していて、本当に楽しめる素晴らしい曲ができたということです」とコメントしている。

　キューラーはタイの音楽レーベルWhat The Duck に所属するシンガーソングライター。20歳の頃から楽曲制作に取り組み、2019年にリリースした「จีบ」(タイ語読み：ジープ) はYouTubeで4300万回再生、Spotifyで5週連続トップ５入りを記録した。さらにストリーム数2300万回を突破した「Blur」では、タイポップ界における最高峰の音楽アワード“TOTY MUSIC AWARD 2023/24” の最優秀男性アーティストにノミネートされた。

　クレナズムは香港で10月31日から11月3日に開催されるライブ「HKT☓WESTK POPFEST 2024」への初出演が決定。台湾で11月22日から24日に開催される台中最大フェス「Roving Nation Fes 2024」への出演も決まっている。