タイ警察は8日、有名ラーメン店「葵」のフランチャイズ店を経営する有名シェフ、ユワディ容疑者(54歳)を、ダイヤモンド販売の詐欺容疑で逮捕した。被害額は200万バーツ。
マティチョンの報道によると、警察はバンコク・プラウェート区の商業施設シーコンスクエア・シーナカリンでイベントブースにいたユワディ容疑者を逮捕。警察の取り調べに対し、ユワディ容疑者は犯行を認めた。元フランチャイズ店主との揉め事に関するインタビューがトーク組で放送されて以降、容疑者のビジネスは経済的打撃を受け、資金繰りに困っていたという。
被害者はユワディ容疑者のファンで、ユワディ容疑者のラーメン店のフランチャイズ権の購入を希望していた。被害者はユワディ容疑者にフランチャイズ権の問い合わせのために連絡を取り、親しくなったという。
被害者はフランチャイズ権購入の資金調達のため、合計200万バーツ相当のダイヤモンドや宝飾品の売却を提案。ユワディ容疑者が売買の仲介を申し出たため、被害者は容疑者を信用して預けたという。
だが数カ月後、ユワディ容疑者が宝飾品を自身の飲食店の経営に使用していたことが判明。被害者は警察に通報した。