米タイム誌は2日、2024年の「次世代の100人」指導者部門の1人にタイのペートンターン・シナワット首相を選出した。
マティチョンの報道によると、「次世代の100人」はアーティスト・天才・革新者・支持者・リーダーの5部門。
タイム誌はペートンターン氏について、「38歳の誕生日の数日前である8月18日にタイの首相に任命され、アジア史上最年少の女性指導者となった」と報じた。
同誌は「ペートンターン氏の首相就任は驚くことではない。同氏は2001年に首相に選出され、5年後にクーデターにより失脚したタクシン・シナワット元首相の末娘だからだ」と指摘した。
タイ憲法裁判所がセター・タビシン前首相に解任判決を下した後、ペートンターン氏は首相に選出された。ペートンターン氏は昨年、タイム誌に「タイには変化が必要だ」と語っていた。
2023年の「次世代の100人」には、裁判所の解党命令により解散した前進党のピター・リムジャロェーンラット元党首、2019年には元新未来党のタナートーン元党首が選ばれている。