タイのペートンターン・シナワット首相は、10月2~3日の日程で、中東カタールのドーハで開催する第3回アジア協力対話(ACD)首脳会合に出席する。ペートンターン首相が首相就任後に外国訪問するのは初めて。
MGRオンラインによると、チラユ・ファンサップ首相補佐官は、ペートンターン首相が3日、初の国際演説をする予定だと述べた。政府広報局によると、首相は経済発展と資源管理、スポーツ外交、グローバルな課題に対する協力についてのビジョンについてスピーチする。また2025年にタイがACD議長国を務める用意があることも強調する。
またペートンターン首相は、カタール、UAE、サウジアラビアの首脳と4カ国会議に出席する予定。4日午後2時頃に帰国する。10月8~11日は第44・45回のASEAN首脳会議に参加するため、ラオスの首都ビエンチャンを訪問する。
ACD首相会合は、コロナ渦の影響で8年間休止していた。第3回ACD首脳会合の開催地はカタールで、議長国はイラン。ACDは日本や中国、タイ、シンガポール、ベトナム、フィリピン、カンボジア、インド、カザフスタン、ロシア、カタールなど35カ国で構成されている。