タイ観光局のタイ・フィルム・オフィス(TFO)は、インドのムンバイの国立インド映画博物館(NMIC)で9月12日から15日まで開催される「タイ映画祭2024」に参加し、インド映画撮影チームのタイ誘致を目指している。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、映画祭はタイ外務省と在ムンバイ・タイ総領事館、インド国立映画開発公社(NFDC)が共同で開催。タイのソフトパワーを促進し、映画ロケ地としてのタイの可能性をインドの映画制作者にアピールする狙い。
観光局のチャトゥロン局長は、インドの映画産業は巨大な市場があり、映画やドラマなど多くの視聴者がいると述べた。2024年1~8月までにタイ国内で撮影したインド映画は35本。投資額は2億6500万バーツを超え、タイで撮影した外国映画で2位だったと述べた。
チャトゥロン局長は、より多くのインド映画撮影チームの誘致を望んでいると述べ、タイのソフトパワーが視聴者に届き、観光業の促進に繋がることを期待するとしている。