タイ国内外の出版社などが一堂に会し、書籍を販売する第52回全国ブックフェアと第22回国際ブックフェアが、3月28日から4月8日、バンコクのクイーン・シリキット国際会議場で開かれる。914のブースが出店し、約100万冊の書籍を販売。3億5000万バーツの収益が見込まれている。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、タイ書籍印刷・出版協会(PUBAT)のスウィット会長は20日、今年のコンセプトを「ブックリンピック(Booklympics)」と発表した。約322の出版社が914ブースを出展。約100万冊以上を販売し、100件以上のイベントが予定されている。
書籍の著作権を売買する「バンコク・ライツ・フェア2024(Bangkok Rights Fair 2024)」は初開催で、世界14カ国から大手出版社が参加。タイ国政府コンベンション&エキシビションビューロー(TCEB)と協力し、タイ国内の出版社と海外の販売代理店との企業間取引を支援する。
3月28~30日までの取引には、タイ34社の代表者と海外14カ国の代理店、出版53社、タイ国内の販売代理店が参加する。著作権売買総額は1000万ドル(3億5100万バーツ)以上になる見込み。
スウィット氏は、第22回国際ブックフェアには予想を上回る反響があったと述べた。台湾や日本、中国、ウクライナなど9カ国の11社から合計18ブースが参加し、各国の書籍や文化を紹介する。