タイとイギリスは20日、両国関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げするロードマップ協定に署名した。イギリスは、欧州初のタイの戦略的パートナー国となる。
カオソッドの報道によると、イギリスの外務大臣として初めてタイを公式訪問したデイビット・キャメロン外務大臣は、タイのパーンプリー外務大臣と首相府で会談。
両氏は、二国間の自由貿易協定(FTA)交渉の促進や、両国間の直行便と観光の拡大について協議。タイ側はイギリス側に対し、タイ人旅行者のビザ免除の検討を要請した。会談にはセター首相も参加した。
両外相は、安全保障や科学技術、観光、教育、ミャンマー情勢やロシア・ウクライナ紛争などの地域情勢についても意見交換した。
またタイ側は、タイの経済協力開発機構(OECD)への加盟申請に対するイギリスの支持に感謝の意を表明した。