タクシン・チナワット元首相は14日、故郷であるタイ北部チェンマイ県に帰郷した。早朝にバンコク都内の自宅を出発したタクシン氏は、プライベートジェットで移動。午前9時28分にチェンマイ空港に到着すると、警察副司令官のスラチェート氏らが出迎えた。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、タクシン氏は首にサポーターを装着し、青いシャツとジーンズ、サングラス姿で空港に到着。その後、ロイヤルパーク・ラチャプルック花博記念公園を訪れると、東北部スリン県やシーサケート県、東部チョンブリー県からも支援者(赤シャツ)が応援に駆け付けた。
タクシン氏が設立したタイ愛国党の元チェンマイ下院議員、プーディット氏も、仏像の贈り物を持参して公園に到着。報道によると、タクシン氏の同行者は元首相のソムチャーイ・ウォンサワット元首相と妹のヤワパー・ウォンサワット氏、天然資源・環境省次官のチャトゥポン氏、チェンマイ県のニラット知事、農業組合省のタンマナット大臣らだという。
タクシン氏の支援者(赤シャツ)らは15日、サンカムペーン郡の寺院で応援活動をする予定。