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　アジアのベスト50レストラン (Asia’s 50 Best Restaurants)の部門賞「アジアの最優秀女性シェフ賞（Asia’s Best Female Chef Award 2024）」の2024年度の受賞者に、バンコクを拠点に活動するピチャヤ・"パム"・スントゥルニャキージ氏 (Pichaya ‘Pam’ Soontornyanakij)を選出した。

　料理の技能や専門知識、創作力で活躍する女性シェフを称える同賞は、計318人で構成されるアジアのベスト50レストランアカデミー (Asia’s 50 Best Restaurants Academy)の投票で決定する。

　受賞者のパム氏はタイの料理研究家で、テレビ・パーソナリティーや、2023年度アジアのベスト50レストラン35位にランクインした「ポトン(Potong)」のオーナーシェフも務める、タイの料理界で最も有名な人物の一人。

　アジアのベスト50レストランのコンテンツ・ディレクター、ウィリアム・ドリュー氏は「パム・シェフが生み出すテイスティングメニューは、先祖伝来の文化に対する敬意が見事に表現されている。テレビ出演や奨学金制度などを通じて確立された、タイの美食界における存在感から、今回の受賞は当然と感じている」とコメント。

　ピチャヤ・"パム"・スントゥルニャキージ氏は「受賞を大変光栄に感じている。この賞は私個人の実績よりも、私の信念や先祖伝来の文化に対する敬意と、努力を評価してもらったと受け止めている。この賞が若い女性シェフ達に対し、新たな壁を突き破り、料理界における大きな夢に向かって突き進むためのインスピレーションになることを願っている」とコメントしている。

　パム氏は、3月26日にソウルで開催される授賞式で表彰される予定。