タイ伝統の祭りであるローイクラトンが始まった27日夜、首都バンコクでは川に放流した灯ろう(クラトン)の回収作業が行われた。バンコク都によると、昨年より約7万個多い約64万個を回収したという。マティチョン・オンラインが28日報じた。
バンコク都公式Facebookページは28日、回収したクラトンは63万9828個だったと発表した。昨年(57万2602個)より11.7%(6万7266個)増加した。
素材の内訳は、生分解性の自然素材が61万8951個、発砲プラスチック製が2万877個。自然素材のクラトンの割合は、前年の96.74%から95.70%に微減。発砲プラスチック製は4.3%から3.3%に微増した。
回収したクラトンの数が最も多かった地域は、クローンサームワー区3万1575個。最も少なかったのはポーンプラープ区の160個だった。
願い事を光で川に投影する「デジタルクラトン」は3744個だった。