タイ商務省ビジネス開発局(DBD)によると、今年1~5月に外国人事業法に基づく外国企業の投資認可は、前年同期比34%増の426件、投資総額は同24%増の889億4300万バーツだった。投資額が最も多いのは日本(410億6200万バーツ)で、シンガポール(114億2900万バーツ)、中国(75億3900万バーツ)が続いた。
公共放送PBSの報道によると、DBDのオモラン局長は6月29日、タイは依然として外国投資家にとって魅力的な国だと述べた。タイ人の雇用は同112%増加した。
1~5月の外国投資家の首位は日本。410億6200万バーツ(85件)の投資があった。主に各種産業向け原材料、部品調達、販売・サポート向けソフトウェア開発事業への投資。
シンガポールは114億2900万バーツ(52件)。電気鉄道の運用に関する支援事業や、デジタルサービスのプラットフォーム開発などへの投資があった。
中国は75億3900万バーツ(53件)。金属部品など各種産業向け原材料や、製品製造請負サービス、環境に配慮した紙製包装などへの投資があった。
香港は74億7500万バーツ(44件)、米国は27億6300万バーツ(62件)。
東部経済回廊(EEC)への投資は、前年同期比30%増の129件。海外直接投資の30%を占めた。投資額は477億4400万バーツで、海外直接投資の54%を占めた。
国別では、日本238億9600万バーツ(37件)、シンガポール60億2200万バーツ(11件)、中国44億6000万バーツ(30件)、その他133億6600万バーツ(51件)。