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　タイ全土で27日から始まる水の祭典「ローインクラトン」の消費行動についての調査で、2016年以降で初めて、100億バーツを超えるとの予測が23日発表された。96億8600万バーツだった2022年から3.3％増。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。

　タイ商工会議所大学（UTCC）経済ビジネス予測センター（CEBF）が全国の1240人を対象に、11月14日から20日に実施した。

　消費の程度は昨年に比べ、「同程度」は47.4％、「増加する」は31％、「抑制する」は21.5％だった。消費を増やす理由は、「物価高のため」「政府の経済支援策で収入が増えた」など。消費を抑制する理由は、「物価高のため」「収入が減少した」「節約したい」などがあった。

　タナワット会長は、給与や貯金を旅費や外食、買い物に費やし、８年ぶりの活況が予想されると述べた。国民は昨年より楽観ムードがあるものの、消費に対する慎重さは依然残っているとした。デジタルウォレットの給付が来年5月に始まり、輸出・観光分野も改善が予測されるため、第4四半期以降は景気回復を期待する声があった。