タイ・コメ輸出業協会のチャルーン会長によると、9月のコメ輸出量は前月の63万567トンから26.5%増加し、80万7776トンだったと明らかにした。輸出額は前月の129億5300万バーツから48.1%増の172億2000万バーツ。
関税局のデータによると、今年1~9月のコメ輸出量は、前年同期の541万8237トンから12.3%増加し、608万2136トン。輸出額は同953億5850万バーツから23.3%増の1175億8960万バーツだった。
同協会は、輸出業者が納品前の契約済みコメ在庫を多数抱えているため、10月のコメ輸出量も約80万トンになると予測。またインドネシアやマレーシア、アフリカ、中東、アメリカ市場は、国内のコメ不足と価格高騰、年末年始の備蓄対策として、引き続きコメ輸入を加速しているという。