タイラットの26日付報道によると、イスラエル政府は、ガザ地区を実効支配するイスラム武装組織ハマスの捕虜は220人で、半数以上が外国籍だと発表した。25カ国の135人の捕虜を確認しており、そのうちタイ国籍は最多の54人だという。
報道によると、イスラエルでは約3万人のタイ人が農業に従事しており、最も被害が拡大した。タイ人労働者は行方不明者と死者が最多のグループだという。
外国籍の捕虜は多い順に、タイ54人、アルゼンチン15人、ドイツ・アメリカ各12人、フランス・ロシア各6人、ネパール5人、メキシコ3人、フィリピン・タンザニア・ハンガリー・イギリス・ウクライナ各2人、オーストラリア・オーストリア・ブラジル・カナダ・中国・コロンビア・デンマーク・オランダ・ポーランド・セルビア・南アフリカ・スリランカ各1人となっている。
ハマスがイスラエルを攻撃した10月7日以降、40カ国の328人の外国人が死亡・行方不明になっている。