タイ商務省事業開発局(DBD)は17日、今年1~7月の国外からの直接投資の総額は、前年同期比20%減の586億5000万バーツだったと発表した。国・地域別の投資額は、日本が198億9300万バーツでトップだった。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
DBDのトッサポン局長によると、2位は中国で116億6300万バーツ、3位はシンガポールで129億2500万バーツ、4位はアメリカで30億4400万バーツ、5位はドイツで12億9800万バーツだった。
また外国人事業法に基づき、前年同期比17%増の377件の外国投資申請を承認。国・地域別の件数は、日本が84件でトップ。アメリカは67件、シンガポールは61件、中国は28件、ドイツは16件と続いた。
タイ人の雇用は同9%増の3594人だった。
東部経済回廊(EEC)への投資額は123億4800万バーツで、全体の21%を占めた。そのうち日本は53憶7900万バーツ、中国は8億9300万バーツ、韓国は2億8700万バーツ、その他57億8900万バーツだった。国別の件数は、日本は31件、中国は12件、韓国は5件、その他は25件だった。