バンコク大学リサーチセンターが7月17日から21日、今年上半期の生活について、タイ全国1077人を対象に調査した結果によると、タイ国民の生活に対する満足度は、5点満点中3.07点だった。満足度が最も高かったのは家族関係で、平均4点。最も満足度が低いのは生活費で、生活消耗品の価格については2.03点だった。
カオソッド・オンラインの7月30日付報道によると、今年上半期の家計状況について、「収入は毎月あるが貯金はできない」と答えたのは40.1%、「収入が足りず借金する必要があった」が26.1%、「収入は十分あるが、貯蓄額は減った」は23.8%、「収入は十分で貯蓄も目標額を達成した」は10%だった。
食費以外のお金の使い道は、「移動費用」「ガソリン給油」と答えたのは75.6%、「ギャンブルや宝くじ」は33.3%、「オンラインショッピング」は32.5%だった。
新政府には最優先で取り組んで欲しい課題については、「物価高と生活費の高騰」が49.6%、「タイの経済、投資、観光」は20.7%、「原油価格のコントロール」は11.1%だった。