タイ国鉄は21日、JR北海道から譲渡されたディーゼルカー「キハ183系」の鉄道で行く日帰りツアーを発表した。昨年12月に譲渡されて以来、改修や試運転を重ね、今回が初の営業運行となる。ルートはバンコク発、中部チャチューンサオ県行き。
ツアーが実施されるのは12月24日、25日の2日間。料金は一人1999バーツ(朝食、ランチ、タイ語ガイド付き)。
午前7時にフアランポーン駅を出発し、朝食に日本式の弁当を楽しむことができる。途中のバンパコーン川に架かる橋では、20分の撮影時間があり景色を堪能。チャチューンサオに到着後は名所を巡る。
幅16m、高さ24mの巨大なピンクガネーシャ像があり、パワースポットとして人気のある寺のワット・サマーン・ラッタナーラームや、アユタヤ王朝末期の1764年に建立されたワット・ソートーン寺院、100年前から川沿いの物流拠点として発達してきた100年市場などを1日かけて観光する。17時半にチャチューンサオ駅で記念撮影後、バンコクへ戻る旅程。フアランポーン駅には19時に到着する予定だ。
タイ政府観光庁によると、昨年12月にJR北海道から譲渡されたキハ183系の車両は、バンコクのマッカサン整備場で線路の幅や乗降口をタイ仕様に改修。4月にはバンコク・チャチューンサオ間の試運転をするなど、営業運行に向けて準備が進められてきた。車両は北海道で走行していた時と同じ色で塗装され、車内の日本語表記なども残してある。