各報道によると、4日52歳の誕生日を迎えたプームヂャイ・タイ党最高幹部のネーウィン・チットチョープ氏は、国外に居る自分とは政治的スタンスが異なる人物が自らをターゲットとした暗殺計画を首謀していると指摘した。
尚、ネーウィン氏は、国外にいる人物は、かつての自分のボスだった人物で、それ以上の説明をする必要はないと語り、具体的な名前を挙げる事を避けているが、ネーション系の英字報道はタクシン元首相の名をあげて報じている。
先にチェンマイ県内で、赤服軍団の戦闘部隊関係者(報道により黒服)11人が逮捕された事に絡んで、先に逮捕されていた男の供述から、戦闘部隊関係者達が情勢扇動行動やネーウィン氏を初めとする主要人物を狙った暗殺計画実行の機会を待つために潜伏しており、更にネーウィン氏に対しては2千万バーツの報奨金がかけられている事が明らかになったと報じられている事について、ネーウィン氏は、プームヂャイ・タイ党本部前爆破やチェンマイの岳父宅を狙った3回に渡る爆破があった頃から自らの命を狙うとする脅迫があった事を認めた上で、このような計画を首謀している国外に居る者が真に国家を愛しているのであれば、このような考えを止め国家を正常化させる事を視野に入れた他の方法を考えるべきであると指摘した。
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