反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は18日夜、20日に予定されている大規模行動の参加者だけでスクムウィット通り、プラトゥナム交差点、ラーチャプラロップ通り、シーロム通りが赤服軍団により埋め尽くされる見通しであると語り、大規模行動の参加者だけでシーロム通り等を占拠する見通しである事を明らかにした。
尚、ラーチャダムリ通りに関しては、ラーマ6世像前までを占拠し、またサラパトゥム宮殿近くのエリアを占拠する予定は無いという。
また、20日の大規模行動の際に政府関連の重要施設に向かう可能性に関しては、今回のターゲットでは無いとし否定したが、その際にヂャトゥポン氏は、向かう予定は無いと断った上で、もし重要施設に向かうのであれば、ケリをつける為に第11歩兵部隊近衛師団本部に向かうべきだと語った。
一方、民主主義市民連合が政府に対して7日の期限を設けて同盟に対する措置を要求している事に関しては、前回のクーデター発生時と同様な戦略でクーデターの実行を連合側が迫っていると指摘した上で、社会がクーデターを受け入れず実行が難しい環境下にあっても、最終的に実行の是非がプレーム枢密院評議会議長の思惑にかかっていることから油断をする事は出来ないとの考えを示した。
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