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　タイ国際航空は7日、パキスタンが発表した領空封鎖を受け、インド・パキスタンの紛争地帯を回避するため、飛行ルートを変更した。

　マティチョンなど現地報道によると、パキスタンは国内の一部空域と空港を閉鎖すると発表。インドとパキスタンの間で発生した紛争により、パキスタンの空域を通過する国際線の飛行ルートに影響が出ているという。

　同社は、乗客の安全のため、7日午前5時から欧州と南アジア路線の飛行経路を変更。一部路線で遅延が発生する可能性がある。

　報道によると、インドは7日、先月発生したテロ攻撃への報復として、パキスタンとの係争地であるカシミール地方のパキスタン実効支配地域へミサイル攻撃を開始。両国は係争国境沿いで激しい砲撃を交わした。