日本や上海での盛況な展示に続き、「KAWS:HOLIDAY」世界ツアーがタイ上陸を果たす。現代ストリートアーティストKAWS(カウズ)の人気キャラクターである高さ18メートルのコンパニオン像が、5月13日からバンコクの公共広場サナームルアンに設置されている。
タイ国政府観光庁(TAT)によると、目を“XX”で表現した独特の表情で知られるコンパニオンは、著名アーティストのブライアン・ネドリーが制作。「KAWS:HOLIDAY」は、コンパニオンが世界中を旅する巨大アートプロジェクト。
サナームルアンに設置されているのは、地球に座るコンパニオンが優しく月を抱きしめ、その膝には小さなコンパニオンが寄り添って座っている像。世代を超えて知識と価値観が受け継がれることを象徴した作品で、過去と現在、未来の揺るぎない繋がりを表現しているという。
「KAWS:HOLIDAY THAILAND」は、香港拠点のクリエイティブスタジオ「オールライツリザーブド」と、高級ショッピングモールのセントラル・エンバシーの共同プロジェクト。バンコク都やTATなどが協賛している。
イベントは5月25日まで。期間中、コンパニオン像の展示に加え、「KAWS:HOLIDAY THAILAND」の限定コレクションも販売する。