タイ防災軽減局は13日午後1時から、バンコクとチェンマイ、ウドンターニー、アユタヤ、ナコンシータンマラートの5都県で、携帯電話向け緊急災害警報システム「セル・ブロードキャスト」の最終運用試験を実施する。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、同局は、実際の地震発生を知らせる警報ではなく運用試験のため、受信しても避難などの行動に移す必要は無としている。
警報テストでは、スマートフォンの画面上に警告メッセージ「This is a test message from Department of Disaster Prevention and Mitigation (DDPM). No action required.」が表示され、約8秒間、警報音と振動が発生する。警報表示は10分間、スマートフォンに表示される。
同局は3月に発生したミャンマー大地震の後、災害警報システムの導入を急いでいる。5月2日と7日にも地域を限定し、同システムの試験を実施した。