24日8:00過ぎ、プゥア・タイ党国会対策委員会のウィタヤー委員長を中心とする50人前後の下院議員グループが車等で国会ビルに通じる路上を封鎖し、国会ビル周辺に敷かれた当局側による封鎖網の解除を要求する抗議活動を開始した。
封鎖網が解除されない限り議会をボイコットする方針だという。
グループ側は、当局側による封鎖により徒歩での移動を強いられ議員としての尊厳を傷つけられるだけでなく、クーデター勢力による国会ビルの包囲を想起させていると指摘した上で、アピシット首相に対して、今回の封鎖とクーデターの関連性に関して明確にすると共に早急に封鎖網を解除するよう要求している。
また、ウィタヤー委員長は、首相による立法府の権限侵害行為があったとして首相罷免動議を提出すると共に一連のいきさつを国際連合に訴える方針である事を明らかにした。
一方、唯一議会場に姿を現したプゥア・タイ党所属のグルン・シーリーウィライ氏は、事前に党側から今回の抗議活動に関する説明が無かった事を明らかにした上で、下院議員としての任務を果たすために議場に来た。議員としての任務を果たさないのであれば議員を辞めるべきであると語った。
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