各報道によると、首都圏警察本部チョークチャイ署は9日夕方、昨年11月2日に女優のイム・アチタことイムタピム・タナサートナンさんからBlackberry7台の購入代金として預かった86,400バーツを持ち逃げした容疑で、チェンマイ県出身の22歳の女をバンコクのサーイマイ区内にある番組制作会社内で逮捕した。
逮捕現場となった番組製作会社は、嘗て有名番組の製作を手がける製作会社から独立した女の夫(31)と女が共同で設立した会社で、逮捕された当時、女は6ヶ月になる自分の息子と一緒にいるところだった。
また、女によると、新年期間中に大げんかして別れた夫が9日朝に警察官3人を伴って会社に現れ、会社内にある物を全て持ち出した上で、1,000バーツだけを無言で置いて立ち去っていったという。
女は、警察に現れたイムタピムさんに対して、月々5,000バーツまたは1万バーツで持ち逃げした金額を返済すると申し出ているが、イムタピムさんは支払いを保証する担保等が一切無いとして申し出を拒絶している。
イムタピムさんによると、女からBlackberry7台の購入代金を持ち逃げされる前に、女と夫が関係する製作会社の番組出演料として振り出された22万バーツの小切手も不渡りになっていたという。
警察によると、10日昼前になっても、現金の持ち合わせが無い等の理由をあげて女の父親を初めとする親族が女のところに面会に来る事を拒んでおり、ミルクの時間以外は警察の署員が女の息子の面倒を見ざるを得ない状況に置かれているという。
* 警察署内で面会するイムタピムさんと女
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