民主党法務担当幹部のターウォン・セーンニヤム氏は5日、バンコク知事選候補のアピラック・ゴーサヨーティン氏の関係者が、法律で選挙活動が禁止されている投票日である5日未明3:00頃に選挙活動を行っていたとする報道はヤラセであると指摘した上で、6日朝に首都圏警察本部バーンスゥー署に対して被害届を提出していた。
これは、アピラック候補の関係者が投票日当日の未明に選挙運動を行っていたとする報道が映像付きで、何故か政府系のNBTとch9だけで為されていたとチューウィット・ガモンウィシット氏が指摘していたもので、法律では投票日前日の18:00以降の選挙活動が禁止されている。
この件に関してはターウォン氏は、党側は一切報道されている選挙運動に関与していないとした上で、アピラック氏の再選を阻止したい者が同氏に選挙違反の罪をなすりつける目的で仕組んだヤラセであると指摘した。
尚、アピラック氏は、5日23:00過ぎまでの非公式集計で991,018票(45.93%)を獲得し当選を確実にしている。投票率は54.18%だった。
* 当初、アピラック氏がサマック前首相が記録した100万票以上の得票で当選を決めるのではないかと見られていましたが、投票率の落ち込みも手伝い99万台で終わったようです。
その他の候補の非公式集計結果は以下のリンク先が参考になると思います。(手抜きとも言う)
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