5日、63歳のイギリス人男性がガーラシン県県都内にある県検察局を訪れ、同県出身のタイ人妻(38)から家を追い出され、妻の為に建てた家屋や土地等の資産約1,700万バーツを略奪されたと訴え出た。 男性は応対した職員や立ち会ったマスコミ関係者に対して、約6年前にタイを訪れた際にパッタヤーで妻と知り合い、これまでイギリス国内で経営していたタイ料理店を売却し、16,955,427バーツを投下してガーラシン県県都内に家を建て妻と一緒にタイに暮らすようになったが、約2ヶ月前に自分が持っている資産が尽きてしまった事が原因で家からたたき出され、イギリス国内の友人から借金して借りた月2,500バーツのアパートでの生活を余儀なくされていると語っているという。 男性の訴えを受理した検察側によると、訴訟を提訴する為には、法律上の婚姻関係に無い両者の資産の持ち分を明確化する等の煩雑な作業が必要となり、また訴訟に持ち込んでも資産が返却される可能性が不透明であることから、今後人権保護担当部門が間に立って両者の話し合いによる解決を目指し、妻側が話し合いに応じなかったり、話し合いが決裂した場合には資産の返却を要求する訴訟を提訴する方針であるという。
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