国家反独裁民主主義同盟幹部で国際政治コメンテーターだった事でも知られるヂャクラポップ・ペーンケー氏(元外務官僚、元政府報道官)は29日、昨年9月19日にクーデターにより政権を追われたタクシン前首相が亡命政府(ラタバーン・パラット・ティン)の樹立を考えていた事を明らかにした。 これは、海外記者クラブとのインタビューの際に語られたもので、ヂャクラポップ氏によると、政権の座を追われたタクシン前首相は、王室への敬意を示したいとの思惑と、国際社会が亡命政府側を支持するとの確信のもとに亡命政府の樹立を考えていたが、最終的にバンコクのある大物からの電話により樹立を断念していたという。 尚、大物に関する詳細や断念に至った具体的な経緯等に関しては明らかにされていない。
【Coup D'etatの最新記事】
下院議長選出投票で連立与党の一部票がバン...国家安全保障評議会が活動を終了下院議会、副議長2人もパラン党から下院議会、ヨンユット・ティヤパイラット氏...国の事を第一に考え連立参画を決断したとバ...タイの地元新聞を読む