タイの主要コメ生産地の北部ウタイターニー県では、燃料価格の高騰とコスト増加の影響が深刻化し、農家が一斉に稲作を停止する事態が発生している。
マティチョンの報道によると、チャオプラヤー川の支流が流れ、稲作に適した平地が広がる同県ノーンチャーン郡ノーンナーンヌアン村。ラピラット村長は取材に対し、村の農家は年2~3回作付けしていたが、現在は乾季の稲作を全面的に中止せざるを得ないと話した。
村の作付面積は約1000ライ。水量は十分にあるが、コスト高で作付けができず、放置されている状況だ。1ライ当たりの土壌準備費用は、従来の300バーツから400~500バーツに上昇。稲刈り機費用も1ライ当たり500バーツから600バーツに上昇した。
肥料や農薬の価格も軒並み高騰。農家はコストを負担できず、政府の支援を待っているという。