チャート・タイ党党首のバンハーン・シルパアーチャー氏は、政治改革の一環として選挙委員会を解体し、その機能を最高裁判所に委ねるべきであるとの考えを示しました。 発言の中でバンハーン氏は、現在の選挙委員会は総選挙後30日以内に下院議会を成立させなければいけないという事にとらわれ、再選挙で新たに候補者を募集する等の異例の措置に対する合法性に対する議論をおざなりにしているだけでなく、既に中立的機関として妥当性を欠いていると指摘した上で、政府や特定の政党に支配されない中立的な選挙を実現する上でも選挙委員会の機能を最高裁判所に委ねるべきであるとの認識を示していました。 一方、民主党所属元下院議員のヂュー・ラーチャシー氏は、地盤であるソンクラー県内で役人が特定政党の票集めに協力しているとい指摘しています。 ソンクラー県内で再選挙が行われる全ての選挙区がタイ・ラック・タイ党候補者の単独候補者選挙区となっています。 同氏によると、ソンクラー県内で郡長クラスの役人が招集され、23日にお行われる再選挙で単独候補者選挙区の候補者が有権者の20%を超える票を獲得できるよう管下の職員を動員し票集めに協力するよう指示されていたようです。
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