旧タイ・ラック・タイ党系のタイ・ラック・タイ会派広報担当のガモン・バンタイペート氏は8日、民主党党首のアピシット・ウェーッチャーチーワ氏が選択徴兵を免れた疑惑に関与した疑いがあるとして、スラユット首相を職務遂行義務違反で告発する方針を明らかにした。 ガモン氏によると、1999年に防衛省内で行われた調査でアピシット氏が選択徴兵を不当に免れていた事が明確になっていたにも拘わらず、当時陸軍司令官だったスラユット首相の働きかけにより処分を免れ、更に不正に発行された応召証書を使用して士官学校教師の職に就いていた疑惑があるという。 また、スラユット首相がカオヤイ国立公園の土地を不正に占拠使用している疑惑に関しては、権力側によってもみ消される恐れがあるとして同首相の任期終了後に別途告発する予定だという。 一方、今回の指摘に対してアピシット氏は、政治の世界に身を置いている限りは攻撃に晒される事は普通の事であるとした上で、選択徴兵を免れたとする疑惑に関しては既に8年前に解決済みの問題で、充分に潔白を証明できる事から特に気にかけるような話ではないと語った。 * ということで、タイ・ラック・タイお得意のブーメラン効果で、次はタクシン前首相実弟のパヤップ君あたりがやり玉にあがる事になるんでしょうか?
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