当初反クーデター・反国家安全保障評議会を標榜していた市民団体テームーヂン・ネットワーク代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は9日、国家安全保障評議会を訪れ、タクシン前首相の首相返り咲きを狙った旧政権関係者による王室を冒涜する動きを厳格に取り締まるべきである旨記した要求書をソンティ議長宛に提出しました。 チャナーパット氏によると、現在展開されている王室の権威への挑戦を意図したプレーム枢密院評議会議長に対する攻撃は、タクシン前首相の返り咲きを画策するスリヤ・ヂュンルンルゥアンギット氏(元タイ・ラック・タイ党幹事長、元副首相等)とPTV会長のウゥラ・ムシックポン氏等が中心になって計画されたもので、計画遂行の為の資金はタクシン政権時代に利益誘導を受けていた企業関係者から提供されている事を裏付ける資料があるとのこと。 当初は反クーデターを標榜していたチャナーパット氏は、12月中旬に予定していた反クーデターを標榜した大規模な市民集会の開催を「国民から尊敬されている人物からの警告」で断念して以降、親クーデター派を臭わせる言動が目立っていました。 因みにチャナーパット氏は元民主党党員。
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