12月中旬にスパンブリー県内の野生の鳩等からH5N1型鳥インフルエンザの感染が確認されたと報じられていることに関して、公共保健省側と畜産局との間で真っ向から意見が対立しています。 公共保健省病害対策局のタワット局長は16日朝放送されたラジオ番組の中で、12月中旬にスパンブリー県県都内ブゥン・パイケーン地区内で採取された野生の鳩及び九官鳥から高病原性のH5N1型鳥インフルエンザウィルスの感染が確認していた事を明らかにする一方で、農業協同組合省畜産局側は12月中旬に国立公園局関連の施設で検査した結果N1型ウィルスに感染していた事が確認されていたものの、国際獣疫局への報告が義務づけられているH5N1型ウィルスの感染は確認されていなかったとした上で、現在H5N1型ウィルス感染の可能性を含めて再検査を行っている事を明らかにしていました。 また、スパンブリー県のソムサック県知事は、畜産局側と同じ見解を示した上で、県内の一部地域で家禽の異常連鎖死が確認されていると報じられていることに関しては、既に産業廃棄物が原因だったことが判明していると語り鳥インフルエンザ感染拡大の可能性を否定していました。 一方、「公式」にH5N1型ウィルスの感染が確認されているピッサヌローク県では、県知事が16日までに県都内全域を鳥インフルエンザ感染確認地域に指定し、感染拡大防止の為の監視の強化を命じると共に県都内外への家禽類の移転を禁止する措置を講じています。 また、一部報道は、同県ワット・ボース郡内で、昨年11月に大量連鎖死した闘鶏用の鶏からH5N1型ウィルスの感染が確認されていたにも拘わらず公にされていなかった疑惑があると報じていました。
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