反政府団体の民主主義市民連合(PAD)は本日(20日)、タイ警察がPADに対し7日に行った強制排除により死者2名重軽傷者多数を発生させたことに抗議するため、バンコク都内の数箇所でデモを行うと見られている。またこれにより在タイ日本大使館より注意喚起が発表されている。
以下在タイ日本大使館より転載
バンコクにおける反政府市民団体のデモに伴う注意喚起(その3) (2008/10/20)
1.在タイ日本国大使館からの情報によれば、10月20日(月)に市民民主化同盟(PAD)及び反独裁民主戦線(UDD)が次の通りデモを行うとの情報があるとのことです。
(1)10月20日、PAD等反政府グループは、7日に発生したPADと警察部隊との衝突に抗議するため、20日午前10時に、伊勢丹の入るセントラル・ワールド前広場に集合した後、日本大使館前のウィッタユ(ワイヤレス)通りを行進し、7日の事件に関する資料の配付を行うとしている。なお、一部デモ隊が首相府等からサイアム・パラゴン前やプラトゥナム方面を経由して集合場所に赴く旨の情報もある。
(2)また、UDDは、同日午前11時頃、タイ国家警察本部(サイアム地区、セントラル・ワールドのラマ1世通りを挟んだ向い側)周辺にて集会を開く予定であるとの情報もある。
2.現在まで、デモのほとんどは平穏裏に行われていますが、伊勢丹前の通り、ラマ1世通り及びウィッタユ通り沿線における交通渋滞が予想される他、展開如何によっては不測の事態が発生する可能性も排除できません。
3.つきましては、タイに渡航・滞在中の方は、上記地区付近へ行く際は、十分ご注意いただくと共に、デモ隊に近づかないようにしてください。また、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、今般のデモの中心地である首相府等の政府機関や集会、他のデモ等には近づかず、不測の事態に巻き込まれないよう引き続き十分注意してください。
4.なお、タイについては別途「危険情報」が発出されていますので、その内容にも御留意ください。
(問い合わせ先)
○外務省海外安全相談センター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在タイ日本国大使館
住所:177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
電話: (66-2) 207-8500、696-3000
FAX : (66-2) 207-8510
ホームページ: http://www.th.emb-japan.go.jp/
○在タイ日本国大使館領事部
電話: (66-2) 207-8502、696-3002(邦人保護)
(66-2) 207-8501、696-3001(パスポート、証明、在外選挙等)
FAX : (66-2) 207-8511
○在チェンマイ日本国総領事館
住所:Suite 104-107, Airport Business Park,, 90 Mahidol Road,
T. Haiya, A. Muang, Chiang Mai, 50100 Thailand
電話: (66-53) 203367
FAX : (66-53) 203373
ホームページ: http://www.chiangmai.th.emb-japan.go.jp/