30日に親政府団体の大規模集会に加え、反タイ政府団体である民主主義市民連合(PAD)が占拠するドンムアン空港と首相官邸で爆発事件が発生したことを受け、在タイ大使館より注意喚起が発表されています。
以下在タイ日本大使館より転載
市民民主化同盟(PAD)及び反独裁民主戦線(UDD)によるデモ行動に伴う注意喚起
1. 11月25日から現在まで、PADがスワンナプーム国際空港およびドンムアン空港を占拠したため、両空港が閉鎖に追い込まれ、非常事態宣言が発令されています。
また、30日未明に、PADが占拠している首相府とドンムアン空港で爆弾が爆発し、首相府では40名以上が負傷する事件が発生しました。
2. 一方、UDDは30日夜バンコク都庁舎周辺で、長期化するPADの空港占拠に対する抗議及び政府を支持することを目的とした1万人規模の集会を行っており、集会場付近は非常に緊迫した情勢となっております。
3. 以上の状況から、現在行われているデモ活動が不測の事態に発展する可能性もありますので、PADが占拠しているスワンナプーム及びドンムアン両空港、UDDが集会を行っているバンコク都庁舎周辺に加え、首相府、国会付近には近づかないようお願い致します。
在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8501~3、696-3001~3
FAX :(66-2)207-8511