国家安全保障評議会のソンティ議長は16日、17日予定されている同評議会によって選抜された憲法起草国民総会メンバーの第一回目の招集に先だって、憲法改正に向けた以下の論点を提示しました。 ・首相の任期を最高で二期までに限定するべきか。
・議会が解散した場合は政府の行政権も消滅し、替わって各省庁の次官が選挙期間中の行政権を掌握するべきか。
・首相の罷免審査請求に必要な署名数を、従来の200議席から100議席に減じるべきか。
・上院議員は全員選挙によって選出されるべきか、それとも任命制にするべきか。
・改選前最低90日間同一政党に所属する事を義務づけた、所謂90日ルールが今後も必要か。
(以上17日付けネーション紙を参照) 今回の提示に対して民主党のオンアート報道官は17日、憲法の起草は憲法起草会議の良心に則り進められるべきで、ソンティ議長が同会議の判断に介入するべきでは無いと注文をつけていました。【Coup D'etatの最新記事】
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