民主党のアピシット党首は11日、タクシン暫定首相自身がクーデターの噂を流している張本人であると指摘した上で、捜査が継続中の案件に言及する際には慎重を期すべきであると指摘しました。 この発言は、ASEM首脳会議出席の為にフィンランドを訪問中のタクシン暫定首相が、訪問の為の機内で同行した記者団に対して、タイ国内で意図的にクーデターの噂を流す動きがあるとしてきした上で、このような噂を流す輩の思惑通り本当にクーデターが発生したらタイの国外信用はガタ落ちになると発言した事を受けたもので、アピシット党首は、社会が政治情勢解決の為に新選挙委員会委員を受け入れ総選挙に向かおうとしている折こそ権力側にいる者は対立を鎮静化させる事に注力するべきであると指摘した上で、暫定首相はまず何故この様な発言を意図的に行うのか自分自身で自問するべきであると皮肉混じりで批判していました。
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