タイ気象局は、夏の嵐に警戒するよう54都県に呼び掛けている。バンコク都は12日、強風と雨の影響を大きく受ける見込み。北部では引き続き夏の嵐が続き、大雨や落雷、強風の恐れがある。
カオソッドの報道によると、バンコク首都圏では70%の地域で雷雨が発生し、一部地域では強風と大雨の予報。最低気温は24~26度、最高気温は31~34度。
中国からの中程度の高気圧がベトナムと南シナ海を覆っているため、タイ湾と南シナ海から運ばれる湿気によりタイ北部では暑い天候が続いている。
南西モンスーンの影響で、南部では一部地域で大雨の予報。特に水路付近や丘陵地帯では、鉄砲水の発生に注意が必要だ。
アンダマン海の波の高さは1~2メートルで、中程度の見込み。雷雨が発生した地域では2メートルを超える可能性があるため、タイ湾とアンダマン海を航行する小型船舶は雷雨を避けるよう呼び掛けている。